車の艶の考え方

車の最高の綺麗は
【鮮明な景色の映り込み】

色だけでなく輪郭までくっきりと映り込む事で綺麗さは一目瞭然

【艶】の構造は至ってシンプル。それは『光の屈折』
水面に映る景色
ほんの少し波立てばその景色は歪み鮮明さを失う


波風一つたたない水面であればすべての光が的確に反射し
鮮明さを限界までだす

車のボディも同じ。
いかに平滑な表面を生成できるか?

この一点に限る
そのためのアプローチは2つ

・平滑になるまで「磨く」
・平滑になるものを「塗る」

磨き
基本として当社が念頭に置いているのは

【磨き】と『研磨』は全くの別物であるという事

磨き・・・表面の異物を除去し、可能な限り表面を平滑化していく作業

研磨・・・形成のために物質をおおきく削り込んでいく作業

研磨であれば深い傷もお構いなし。周りをガンガンに削って
「傷と同じ高さ」にすれば傷は見えなくなるからである
同時に削る事によりその物質は消滅しているので復旧はできない

つまり
塗装を限界まで削る事で一時的に傷は消えるが
塗装の被膜は薄く、なくなっているので復旧はできない

当社が求めるのは【磨き】
「歯磨き」を思い出せば分かりやすい
「歯を削る」となれば歯科医にしかできない事だが
「歯磨きは」できる
なぜなら物質を消滅させないからだ
同じように

磨きは表面の異物レベルを除去するだけなので塗装の被膜はほぼなくならない
では
なぜ?ギラギラが消えるのか?
それは

小傷の「エッジ」を飛ばしてなだらかになめしている事で
光の乱反射を抑えているから

つまり磨きは凸のの部分だけにターゲットを絞り不要な削りはしないという事
言い換えれば

塗装が存在していないほどの深い傷は消えない
消したい場合は磨きではなく「塗り」で塗料を補充する以外にない

 

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