【本日のお車】
アルファード
【動画で洗車をご紹介しています】
花粉の時期だからこそ警鐘を鳴らしています
各シーズンに合わせて情報発信をしたり洗車に関しては
『自分が実際に行っている洗車に解説を入れた』
リアルで動画でご紹介をしています
動画をご覧いただいてご自身で洗車を実践している方も
ご連絡を頂いたりしているんですが
僕自身は使うケミカル等は至って基本レベルなので
商品紹介や新しい手法などは一切行っておりません
【世の中には極める人が数人だけいます】
最近共感できる洗車屋さんとXのやり取りが増えています
洗車とは
経験積むほど
下手になる？
引用させて頂きましたが
まさにこの川柳に大きく納得しましたw
洗車を始めてやった時から一定ラインまでは
- 時間がかかる
- 想像を超える肉体労働
- 終わりが見えない
- 汚れが手ごわい
などの感覚から達成感が全員が共通で
「俺は頑張った」
と自己の労力に関しての賞賛・達成感で満足度を上げている方がほとんどではないでしょうか？
これは簡単にベクトルが
綺麗な車≦自分の努力
に向いているため
『車が本当に綺麗になったかどうか？の確認は行わない』
コイン洗車場や洗車機のあとで余韻に浸り
車を眺めながら談笑している方をよく見ますがほとんどは
車の美観の最終チェックまでされている方はいません
同時に
同じ場にいる他人から賞賛される方もいません
【ベクトルが180度変わってからが本当の勝負】
一定回数を超えてから洗車をされる方はある心理が働き出します
それが
自分の努力≦綺麗な車
となる時です。
毎回、同じように洗車をして手順にも慣れて効率よく動けだしたときは時間の短縮も出来るし
さほどの疲労感もなく
「俺…洗車上手くなってきたかも？」
と思う方が増えてきます
このフェーズに入ってきた方が今は増加していき
- 新しい手法
- 新たな汚れとの対面
- 他人の車を洗う
- ケミカルを増やす
- プロに転向する
が波及されています
これは偏に
「瞑想段階」
個人的には
「洗車迷子」
と思っています。なぜなら行動が変わっていくことに反対はなくむしろ応援はしたいのですが
一番肝心な所に意識が向いていない方しかいないからです
それは
『綺麗な車とはどう状態かのイメージが無い』
つまり拘りだすほど
「周りからの自分の評価を上げる」
事に全振りしているのでその先にある「車の美観」という存在がすでに無視されています
【ディテールを極める人の共通点】
車を綺麗にしようという方の共通点は
「人の手法は気にしない」
です
ワックスでもコーティングでも
中性でもアルカリ性でも
洗車でも磨きでも
他人でも自分でも車１台を綺麗にするうえでの「アプローチ」にしか考えていないので
「このケミカルで」
「この手順で」
「この道具を使えば」
などは興味がありません。
シンプルな結果
車が綺麗かどうか？
まずはそこから始まります
100人が見てせめて90人のあかの他人が「綺麗」と言わせることができる
同時に
車が綺麗に輝くことで語らずとも証明できる
これこそが本当の綺麗である
と全員が自負していてその答えのためにアプローチを考えているからです
結果
同業他社の「ライバル」と思う方ほど尊敬し尊重し認め合う事が出来ます
反対に
いくら有名であっても
仕上がった車がさほどであれば
愛想程度
でしか評価できません
【量産とハンドメイド・施工者と職人の違い】
陶芸
お皿や壺、器を作っている陶芸
これにも様々な手法があります
機械で型を取り１日で数百枚焼き上げるお皿もあれば
ろくろで1枚ずつ作ることで1枚1枚味が違うお皿しか作れない
と種類も様々ではないでしょうか？
量産品と1点もの
同じ価格
同じ価値
で評価されることはありません
好みも人それぞれなので1点もの＝優れているとも限りませんが
差別化されることで
一定数の拘りのある方には評価が高い事は事実です
なぜなら
「同じものを持っている人がいない選ばれた人」
と賞賛される希少価値があるからです
洗車や磨きも同じことで
素人やほんの少しできる数十人が同じレベルで作業をするのか？
ずば抜けた技術と経験を持っている人が真似できないレベルで仕上げるのか？
この違いは大きく
一定数の方からは賞賛されています
【変態の真似ができません】
自分の手法を常に疑い、車の違和感と常に向き合い
今よりも未来
さらにもっと綺麗を表現できる
1分1秒考えている人は妥協がありません
だからこそ
毎回仕上がった車を前にして
数百人に綺麗と賞賛されても本人の心の中は
「…もっと出来るはずだ」
しかありません
過去に僕が洗車をし綺麗になった車を
再度自分で洗車された方が何人もいらっしゃいます
おそらく仕上がりをみて
（この作業の流れを真似すれば自分でもこれくらい綺麗に出来る）
と思われたのでしょうね。
ほとんどの方は数週間以内に戻ってこられて同じことを言われます
「真似をしてみて自分で洗ったんですが上手くいきませんでした」
同時に
「なんでこれだけ綺麗に出来るんですか？」
賞賛されファンがついている洗車やディテール業界の方の共通点はひとつ
違和感が許せない
そのために手慣れた作業の中に修正を毎回施しているんです
微量の変化に瞬時に対応しながら
高い水準での美観を常に再現していく
この瞬時の判断を「業」としているので説明が出来ないしマニュアル化できないんです
結果
「ここまで綺麗な車にできるのは変態ですね」
と言われると
技術を賞賛されているのでうれしくなる事は多々あります
【マニュアル洗車は早い段階で壁に当たる】
シャンプーは・・・
手順は・・・
こういう汚れの時は・・・
車はほんの少しの環境変化で汚れだけでなく
塗装
ガラス
樹脂
全てのコンディションは若干ですが変化していきます
その変化をくみ取らず
決められた事
を脳内リピートで作業をするほど
違和感に直面したとき
わからない
が出てきます
体感でわかっている職人ほど言語化できない違和感を肌感で調整できるので
技術
と一言でまとめています
謙遜ではなく
言語化できない領域
まで追求しているマニアであり変態が洗車を一つする
これが
プロの仕事
変態レベルの洗車は中毒性が高いのでご注意ください
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